負け犬の遠吠え
酒井順子さんのエッセイが好きだったのに
この本がエライ取り上げ方になってしまったため
手を出せず・・・
今頃読みました
世間でこういうふうに取り上げられて
でも自分的には
「本は読んでないけど、きっと酒井さんらしい感じで
『どーせ私らは幸せだと言っても信じてくれないわけで
負け犬の遠吠えといわれるだけなんだから、
もう、負けちゃおうよ』的な
応援的なエッセイなハズなのに
世間は間違ってとらえすぎ!」と思っていたのですが
それも、間違ってました・・・
いえ、最初の方のページは、何らかの意図もあるのか(?)
かなーり既婚者への攻撃(笑)も見られ、
はら??と思ったところもありましたが
後半になるにしたがって、
物書きって、すごい。。。
と思わされました
ここまで書いてしまうんですね。そしてそれが、物書きなんですね・・・
自分を見つめて見つめて、でも破綻しない・・・ギリギリのところまで書いてしまう酒井さんに
また惚れました。