夏は怖い映画がいっぱい

OAされるので、楽しいです♪(スカパー)
何かここんとこ、ミーハーなノリになれない(いつもよりはw)反動で、録画がたまっていたゾンビ映画をずらずら見ておりましたので、メモしときます。



まずは「ドーン・オブ・ザ・デッド
ロメロ監督のあの作品をリメイクということですが、どうリメイクしても超えることは出来ないんじゃないのか?と、あまり期待はしていなかったのですが・・・
う〜む。
無意味な(ゾンビ関係なしの)スプラッタな場面があったりして、冷めてしまったり。
いえ、ゾンビ赤ちゃんもだけど、そこに「愛(哀)」を感じさせてくれないから、ただ悪趣味に見えてしまうのかも。
描きようによってはもっと悲哀を表現できそうなのにな・・・と思いました。
屋上で双眼鏡とボードを使ってチェスまでやる仲になった銃器店の人のことも、もっと哀しく描いてほしかったような・・・だって、哀しいじゃない。こんなことになって。逃げなくちゃだけど、こんなことになってしまった哀しさの重みを感じたいというか。
それにしても走るゾンビって。こわすぎるわ。ゾンビちゃうわ。


・・・・とか思ってたら


デイ・オブ・ザ・デッド」では、走るどころか、運転したり死体を隠したり自分が隠れたり、頭よすぎてこわすぎのゾンビ!
こんなん、無敵やん!
そらもう、軍隊経験がないと無理ですよね(棒読み)
兵器(ウイルス)の突然変異による現象ってことなので、もうゾンビと思わなくていいですかね;風邪みたいに移っていくわけだし。
これも「愛(哀)」があまりなくて・・・
ただ、伍長が好きすぎて言うこと聞いちゃうゾンビ兵士くんは可愛いらしくて、斬新で、そこは楽しめました。
しかし伍長をかばったせいで、ゾンビな彼が怒りのゾンビ集団に殺られちゃうのは、斬新というよりは・・・悪趣味な域と思ってしまった。
だから哀しさを描いてほしいよ。ゾンビだって人間(だったん)だから・・・
でも、かなりドキドキハラハラはさせられて、心臓ばくばくな映画でした。


そんな中、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を見たら!
ゾンビを題材にしながらも、人間を、世界を描こうとしていて、ぐっとひきつけられる。
出てくる人間はダメダメでもあり真面目でもあり・・・・理想があり、でも弱っちくて
とにかく人間らしくていいんです。
ダメダメだから、可笑しくて、やがて哀しい。
ゾンビに襲われる友人を助けずに、えんえん撮影し続けるのなんて、可笑しくて可笑しくて。
いや、その方が悪趣味と言われるかもしれませんがw私はその思い込み・・・「真実を伝えたい」という理想を追いかけるゆえのダメダメぶりが、可笑しくて可愛くて。
その撮影者・ジェイソンには、監督自身の投影もあるんだろうな。
そして、アル中オヤジ・・・じゃない教授に対しても、監督の投影を感じた。
そしてもちろんゾンビに対する愛情を感じる作品。
やっぱり「尊厳」を描いてこそ「人間」を描くってことじゃないのかな。
と、ゾンビ映画見ながらw思いました。
んーやっぱロメロ監督作品は今のものも良いんですねー!ほかのも見たい・・・


今のとこやっぱ、ロメロ監督作品以外では「ショーン・オブ・ザ・デッド」が好きかなあ・・・
(「私はゾンビと歩いた」も良い作品だけど、種類が違う気が〜)


おまけで「最終絶叫計画4」w
そう・・・大きな声では言いたくないけど!?このシリーズのちょっとファンです。。。
パロディ大好きで映画好きなら、好きになっちゃうよね?
ね?
この「4」では、「呪怨」のあの男の子がめちゃくちゃされてますねwww
呪怨」、ただひたすら怖いだけ?の映画だけど、このためにも見て良かったと思ったくらいwww
あと「宇宙戦争」も・・・なんじゃこりゃと思ったけど、見ておいて良かったw
レスリー・ニールセンが大統領役wってのはもう「そらそうやろ!」だけど、やっぱ楽しいし
「SAW」のパロディで、人気者の2人が出ていると言われると、「なんで自分はアメリカ人じゃないんだろう=リアルに知ってて笑いたかった」と悔しくなります(笑)
(日本で言ったら、バスケの人は松岡修造とか川合俊一みたいな人?wドクターは誰だ?西川せんせ?(笑)女性だけど。)


まだ他のゾンビ映画もやるみたいだし、「赤んぼ少女」もやるし、まだまだ夏のお楽しみは続く〜♪