違和感〜

フィギュアの世界選手権2010で、真央ちゃんのフリーの演技「鐘」が完成するのを生放送@インターネットで見ることが出来たりして、またまたフィギュアの世界に浸っていた数日なわけですが
(「鐘」は、私にはすっごい感銘を受けるプログラムなんだなーと改めて。もちろん他の人が同じ振り付けで滑ってもたぶん違う。真央ちゃんだからこそ。)
この凄さ・・・芸術性の高さを点数に出来ない審査員たちが、かわいそうな気持ちにまでなっていたけれど
(採点方法が色々、もどかしいらしいですね・・・)
でも優勝だ〜♪祭だ祭りだ〜♪とはしゃいでいたのですが
日本のTVの伝え方に、めっちゃ違和感・・・いや、裏切られ感。
例えばワイドショーとかはワイドショーらしく、「男女ともにニッポン金メダルー!!」と、やりすぎくらいに誇らしくやってほしかった、っていうか、やると思い込んでいたのですが
(だって、マイナーな大会じゃないでしょ?フジテレビでやった番組の視聴率もすごくいいし)
真央ちゃん1、キム・ヨナが9、くらいの割合でニュース(?)にするTVとかもあり・・・
「真央ちゃん良かったね〜!!」な日本の人たちの声じゃなく、朝から韓国語がわーわー聞こえてきたりして、びっくり。
あともっと違和感があるのは・・・「真央VSヨナ」みたいな伝え方。
実際そういうところも表面上・・・結果的にはあるけれど、オリンピックで真央ちゃんが悔しかったのは、自分がミスしたことに対してであり、今回も、嬉しいのは自分の演技がパーフェクトに出来た喜びだったわけで、ヨナさんカンケーないのでは・・・
てか、そういう競技ではないのでは・・・(点数で差はつくけれど)



などと思ってたけど、もしかして世の中の人の多くは、「今度はあいつに勝った!」「今回は負けた!悔しい!涙!今度こそ!」みたいな、誰々より勝つ・負ける、みたいなのを原動力に生きてるんだろうか・・・と友達と話し
「私たちは浮世離れしてるんだろうかw」という結論になったんですけどw
ほんとにそうなのかなー・・・
そら、1位になるとかメダルをもらうとかは凄いことだし嬉しいことだけど、それは結果としてついてきたもの・・・人間なら、挑戦者なら、そういう考え方をするところ、あると思うんだけど・・・


しかし、インターネットでライブで見ていた時は、私も1番好きな真央ちゃんのスパイラルの、この世のものとは思えない美しさに観客も「おおおおーーっ!」てなってた気がしたんだけど、フジテレビさんの番組で見ると、そうでもないのはなぜ(笑)
やっぱり、生中継っていうのがいいのかな〜。たとえ映像でも、今!っていうのがいいのかな。「今この瞬間」の波動が、映像であっても伝わってくるのかな。TVとかより、ずっとずっとちっちゃい画面だったんだけど(笑)
いやほーんと、インターネットって凄いわ。21世紀っていう時代も、面白いものですな。せっかく生きてるんだから、時代をしっかり楽しんでいきたいです♪