M-1雑感〜キングコングの話のはずが。


ひさびさに自分のパソコンが直って、ちょっとゆっくりNET廻ってみましたら
M−1出場のキングコングさんへのパッシングが多くて、面白すぎです(笑)。
日頃は普通に生活しているであろう人たちの、1芸人への否定、批判の熱気(!)。
熱く語りたくなるようなものが、彼らにはあるんだねえ。


前もあったなーと思い出したら、「いいとも」レギュラー(隔週だったけど)にキンコンがなったとき。普通の友達が2名ほど、いきなりキンコン批判しはじめて、めっちゃビビったことがありました(笑)。
その時代あたり、アンチも育たない(笑)チューと比べて、いいなあ〜と思ったりもしましたが。(こんなワタシでごめんなさい)


梶原くんがストレス性のハゲをこしらえて、またそれを話題として提供するのを見ながら、すごい仕事だなーと思う。公私はあるようなないような、なんですよね・・・
わしなぞは、身内しか気付かないようなエキストラ出演でも、自分が見切れながらも演技(恥)してる映像が、店やNETでばんばん売られているという現実から目を背けるのに、必死な一年だったりしたわけで。
だからそういう仕事してる人〜特に女性の方々は、全般的にファンな私でございます。ただ可愛いからってだけで、女の子タレントにワーワー言ってるわけではないのです!(ほんまか)


しかし、キンコンさん、こういうムードになるのわかってて出る・・・ってほんま、凄いわ。そらハゲも出来るわ。
まあ、実在の世間(笑)は「へー☆キングコング出るんや☆」と楽しみにしてる今年のM−1・・・ってことで、ちゃんと盛り上がって、良かですねえ。




これとか、審査員の件ふくめ、いろいろ思ってみたけど、M−1グランプリを立ち上げた経緯のひとつには、本気の「芸人の権威づけ」があるんだなーと納得した次第です。


たとえばミュージシャンなら、昔ヒットしたら、今パッとしなくても、たとえグループとかが解散しても、一定したポジションにいられるけど、お笑い出身の人は、どんなに昔も今も活躍して、稼ぎまくってても、評価がすごく低い気がする。亡くなってからは、惜しむくせに・・・(それだけ身近な存在なのに)。


それに、私みたいな世代は、ポストやすきよと言われたDTも、ポスト阪神巨人(ナイナイ)も、ポストナイナイ(笑)(キンコンだな)も見てきて、それが期待通りバチーッ!と賞とる賞レースも見てきたけわけだけど、
言うても・・・関西の中だけの話だものね。


などと、初めて審査員・企画側の目線から、M−1を見てますよ。
だって第一回から、チュートリアル96%くらいの気持ちだったんだもんねー。
今思えば、まるでチュートリアルのためのM−1だったかも、というくらいのファン人生・ファン目線だけども、やっとそれも今月で、第一シリーズ終了という感じですしね(新しいM−1チャンプが出るから)。
いやほんとこの1年・・・予想してた以上のすごい展開だった。
だってここまで、徳井くんが自分のルックスを使える=つまり自分自身を全部そのまま自然に使える仕事が増えるとは・・・です。
ほんと、よかった。。。
(最後はけっきょく徳井の話かい。)