ちょっと真面目に『大日本人』観てきました(実質パート2)

昨日はいつも通り「ウッキー!!」なんてゆーオチ?でニッキ書いて

そのあと、フフフ〜ン♪と『大日本人』の感想を読みに回って



自分1人が漂流しているのでは・・・と怖くなった・・・怖かった・・・



ちゃんと辿り着ける場所があって、良かったけど・・・(mixiっていいネ!)


この「理解されない者の深い孤独」=松っちゃん自身??を味あわせるために
松ちゃんが映画で、その種子を蒔いたのか・・・?と思えるくらい
「深い孤独」に落ちました
平凡な人間には、砂粒のような<それ>でもキツイものがあり・・・


少しは「そういう反応」もあるかと思っていましたが
たとえば芸人さんなんで例にさせてもらいますけど、松本美香さん(おとこ日記)のように
「理解できた(?)という人も貶めたい」くらいの、強烈な磁力が働く映画
いえ、映画というか、松本人志という生き方


なんて凄い人なんでしょうか・・・・・知ってたけど。


いえ、だからこの映画の失敗?は、
メッセージ性に翻弄されるか
メッセージ性に全く気付かず、爆笑するか
観客を、どちらかに導かねばならなかったのに


(私が観たシアターでも、私が「もうやめてー!」と心で叫んで泣いた衝撃のシーンで
10代の子達が爆笑しまくっていたわけで)


哀愁が、お笑い部分に、意図以上に覆いかぶさってしまった・・・?
だからある種の方々は、うっすらとそれを感じてしまい
なのに、うまく伝わってこないもどかしさで、純粋にお笑いとして楽しめなかったのでは・・・
と、今は思っています


たとえば「男はつらいよ」(喜劇、ですね)の、子供の時に爆笑した場面(おいちゃんとの喧嘩シーンなど)を
大人になってからは、泣きながら観るように、
子供のあいだは、爆笑しとればよろしい。うむ。・・・で、すむはずだったものが。


でも、それが初陣の、初監督の気負いであり
初監督作品の良さだろうなと思う・・・