下流社会
山田昌弘氏(「パラサイトシングルの時代」他)の本がおもしろいので
これも売れてるしい〜と、興味をもって読んでみたのですが
大学の先生か否か〜ってとこらへんで、こうも違うんだなーというのが、正直な感想。
きちんと論じる必要はないのか・・・?と一瞬思ったけど、あるだろお、こういう本では。と思ったり。
でもその分、マスコミ的な俗っぽい部分が、面白かったりしました。
(宮台真治のとこらへんは、大笑いしました。)
全体的にも、共感できるところがあって、半分は楽しめたという感じでしょうか。
うちの旦那がロハス系だと知って、面白いし。(ビンボーだけど)
自分の世代が「新人類」なことも、こうやって「40歳以上にはわからない感覚」として、団塊ジュニア世代のことを書いてもらうと、より納得。
自分にとって、親(昭和ヒトケタ代に近い)の世代は、なんとなくわかるけど、
団塊&団塊Jr世代はいまひとつわからなくて、最近めっちゃ興味があり。
特に、何で団塊Jr世代の少なくない人たちが、「好きなことだけしていたい」と本気で思えるのか、私にはどうしても謎なんですわ・・・
(芸の道とかは当たり前だけど、一般的な人で。)
そこらへんの謎を解きたくて(笑)今、いろいろ読んでるわけですが。
でも、その前の世代が、価値観をひっくり返す事に忙しく(団塊)
その次の世代が、それもありだね〜とあれもありだね〜と全肯定してる間に(新人類)
その次の世代が、本質的な価値観を本気で見失ったとか、そういうのもあるのか?
「ベタ」を否定するのが、面白かった時代の弊害で・・・
逆に、団塊Jrの下の世代(25歳くらいから下?)はまた、不景気な世の中の気分にのっかって、堅実な気がしたり。
ここらへんは何?新人類Jrか?(笑)
〜〜などなど、まだまだ興味が尽きませんわあ・・・