張り合いつつ


映画「KILLERS」の「パーフェクト・パートナー」やっとこさ観ました。
水玉れっぷう隊さん主演のヤツです。
いえ、ほんとのとこは、押井守監督のを観たくて(^^;観たんですけど(オムニバスなので)
こんなに良いとは知らず・・・本気でビックリ仰天です。

何が良いって、映画としてカッコイイとかももちろんですけど
水玉サンたちのカッコ良さが、ずっと芸人をやってきたから出る、カッコ良さなのが・・・!
役者だけをずっとやってる人には出せないカッコ良さ・味がお二人にあって
そして尚、コンビとしてずっとやってきたから的な滲み出るものもあって
この2人なくしては出来上がらない作品になっていて
理想理想理想理想〜〜〜!!!と叫んでおりました。

前に、ある中堅漫才師というかタレントの人が、相方のことを半ば本気で「芸人のカガミやな〜」とTVで誉めてはったことがあって
気持ちはわかるし、売れてるからそういう境地にたってもしょうがないかもしれないけど
だからコンビとしてはあんまり面白くなくなってるのではーと思ったりしたことがあって。

張り合うって大事だよな〜と、わしみたいな凡人は憧れつつ、思うです。
お互いにココは許せないとかココだけは負けないと思いながら、削り合っていくのが、
緊張感もやし、新しさも産んでいくのでは・・・
そしてそれが「若い芸人の魅力のひとつ」として、年齢的に落ち着いた人や売れてる人より、私らを惹きつけるのでは。

かといって、違う方向むきすぎてるコンビには、魅力は感じなかったりするんですけどね。
そのバランスがむちゅかしい。
認め合ってるけどライバル。ん〜究極!

でもねー私からみると、よく理想として掲げられるいとし・こいしサンにしろ
最後まで<なあなあ>じゃなく、カッコ良く張り合っていたように見えたのです。
年齢や経験を重ねても、可能なのかもですよ。
水玉サンも、年齢といろんな経験を重ねて、あの役がこぼれ落ちた気がする。

ほんま水玉サン、良い!!
品庄というか庄司サンが「監督感染」である認識を持ってもらったのなら
水玉サンだって持たれるべき!と思ったり、
やっぱ監督をしなくちゃなのか・・・?と思ったり・・・。

・・・「ピーナッツ」がこわくてこわくて・・・・・楽しみです。。。(小声)